人気マンションブランドの特徴【パークタワー・ブリリア・プラウド】

2019-07-26

電車で新築マンションの中吊り広告を見ていて、『三井不動産』とか『野村不動産』という名前がでてくると販売価格高そうで手が出ないと思ってしまいます。
購入時に割高な分、将来の売却時に割高な購入費用を回収できるのかですが、結論からいうと、保有期間中のメリットと売却金額の点を合わせて回収できると可能性が高いです。
今日はブランドマンションの説明が多くなりますが、解説をしてゆきます。

マンション購入時に重要視するポイントには価格、デザイン、設備、駅までの距離、周辺環境、資産価値などいくつも候補はありますが、その一つにマンションを企画したデベロッパーの三井や三菱、住友、野村などのブランドがあります。

そんな中、住みやすさや安全・安心も考慮した上で、売却時などの「資産価値」にも重点を置いて「マンションブランド」と呼ばれるマンションを意識して購入される方が増えてきています。

今回は、そんな注目されている「マンションブランド」の説明や、人気の高い「マンションブランド」を挙げ、その特徴とメリットについてご紹介します。みなさんが住みたいと思うマンションのイメージをするためにもそれぞれのマンションブランドの特徴を知り、物件探しをしてみてはいかがでしょう。

 

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近年の分譲件数の移り変わり

マンションに住む人口は年々増え続けており、平成27年の国勢調査によるとマンションの居住人口は約1,501万人と推計されています。また分譲マンションのストック戸数が右肩あがりであり、平成29年12月末時点で分譲マンションのストック戸数は約644.1万戸と過去最高の水準となっています。

国土交通省HPより

 

日本の人口は年々減少している中で新築のマンションがなぜ増加しているのでしょうか。これにはいくつかの理由が考えられています。

 

都心部の人口が増えている

日本全体の人口は減っているのですが、年々東京を中心とした首都圏の人口は増加しています。地元で就職に就くのではなく、都会での仕事を選ぶ人が増えてます。そのため都心部のマンションの販売が増えていること新築マンションの販売戸数は増加をしています。ただ、今後、首都圏以外の地方都市の人口は良くて横ばいで、大半は徐々に減少となっていきます。

 

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世帯数は増えている

以前の様に1家族が大人数というわけではなく、お子様がいらっしゃらないご夫婦、また独身でマンションを購入される方は増加傾向にあります。以前はマンションといえばファミリータイプが多かったのですが、単身者や2~3人向けの分譲マンションが増えているのはこの理由のためです。

確かに典型的な3世帯同居の大家族はほとんど見なくなりました。

このため地方の分譲マンション事情は今後厳しくなっていき、首都圏のマンションに目を向ける消費者が増える傾向にあるのです。

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首都圏不動産は今後も値段が下がりにくい

特に都心のマンションは、交通の便がよく設備も整いメディアでもよく特集されていることもあり、長期的スパンでみると資産価値が下がりにくいメリットがあります。このことを考えると、現状のマンションの割高感のある販売価格に納得がいき、「若干割高でも購入したい」と考える消費者が増えています。

 

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2018年7月の朝日新聞の記事では、東京都内で今後20階以上の高層マンションが137棟建設されると報道されています。

 

東京都内で今年以降、20階以上の高層マンションが137棟(約6万戸)建設される――。こんな見通しが不動産経済研究所(東京都新宿区)の調査でわかった。昨年もマンションの新築戸数の約2割を占め、完成の数年前に契約が決まる物件も多い。タワーマンション(タワマン)の人気は高く、マンション価格の高騰に拍車をかけている。
朝日新聞より

都内の立地条件が良好なマンションの価格は高水準を維持しており、特に管理が充実する『秀和マンション』や『プラウド』等の大規模マンションは築年数が古くても高値での取引がされているのが実務での傾向です。
しかし、財閥系のブランドマンションも駅から12分以上と駅から遠い、規模が40戸以下と小さい、幹線通り沿いで騒音がある等の悪い条件の物件は将来の価格は下がり続ける可能性が高いのでその点は要注意です。

 

それでは様々なマンションがあるなか、最近ではマンションブランドと呼ばれる言葉をよく聞きます。次にマンションブランドの意味合いと、またなぜマンションブランドが選ばれるのかをご紹介します。

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マンションブランドとは

「マンションブランド」とは、マンションディベロッパーが建てるマンションのことを言います。(マンションディベロッパーとはマンションの開発・分譲業者を指します)
例えば、「パークタワー」というマンションブランドを展開しているのは「三井不動産レジデンシャル」、「ブリリア」というマンションブランドを展開しているのは「東京建物」、さらに、「プラウド」というマンションブランドを展開しているのは「野村不動産」などが挙げられます。
ちなみに、これらのマンションブランドを展開するこれらのディベロッパーは「財閥系マンションディベロッパー」と呼ばれ、他にも、「鉄道系ディベロッパー」(東急電鉄、東急不動産など)や「ハウスメーカー系」(積水ハウス、大和ハウスなど)などがあります。
それぞれのマンションブランドはディベロッパーごとに、デザインや設備、管理やサービスなどについてそれぞれの特徴があります。その特徴をもって他社と差別化し、各ディベロッパーは自社のブランド価値を高めているのです。

 

ブランドマンションは、資本力のあるディベロッパーによって、数多くの物件数が開発されています。設計、建設やメンテナンスのノウハウは、数多くの物件を手がけているからこそ培われるものもあります。管理や修繕をグループ会社で行うと、その分野のノウハウも新規物件開発に組み込まれます。メンテナンスしやすい構造や設備にするなどです。そうしたノウハウの多さが、ブランドマンションを創る企業力です。

ブランドマンションの企業力は、その企業が存続する限り、分譲後も物件に影響していくでしょう。ブランド名が付いている限り、企業はその物件を見放すことはできないのです。良いアフターフォローやメンテナンス、顧客サービスは、ブランドをより良いものとして市場に認識されるために必要な、「商品づくり」の一環なのですから。

もちろん物件価格が、「ブランド代」とも言える少々割高な料金になることが否めませんが、その分、ブランドならではの企業力、信頼性という付加価値を手に入れることができると言えるでしょう。
朝日新聞より

 

結果、マンションブランドのイメージが徐々に高まり、「売却時も値下がりしづらい、または購入時よりも高値で売ることも可能な」資産価値のあるマンションとして人気を集めるようになりました。
それでは、数あるマンションブランドの中で、特に人気の高いマンションブランドについてご紹介します。

 

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パークタワー

三井不動産レジデンシャルが展開するマンションブランド「パークタワー」。「パークタワー」のキャッチコピーは「空に暮らし、街のシンボルとともに育っていく住環境を眺め、生きる。」とされていて、周辺環境との調和を大切にしながら生活を送ることを提案しています。
一方、その「パークタワー」を展開する三井不動産レジデンシャルですが、2005年に設立された会社で、三井不動産グループ傘下に入っている住宅分譲会社となっています。設立して間もないにも関わらず、2016年全国マンション供給ランキングでは堂々の2位となったことで、三井不動産の「パークマンション」シリーズの根強い人気が証明されました。そんな「パークマンション」シリーズを担う、三井不動産レジデンシャルには多くのマンションブランドがありますが、今回は親会社の三井不動産の特徴をあらわしたとされる「パークタワー」についてご紹介します。
「パークタワー」はタワーマンション型の特徴を生かした眺望、またタワーマンションながらその街に馴染む外観などが評判です。
公共料金の節約につながるシステム構築や、安心して住みやすい住環境を実現するためにコミュニティ創造に力を注いでいます。
そんな「パークタワー」シリーズとして有名なのが、川に面して見晴らしの良さが特徴の「センチュリータワー」、屋上から東京タワーが望め、グッドデザイン賞も受賞した「パークタワー品川ベイワード」などが挙げられます。

 

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ブリリア(Brillia)

東京建物が展開するマンションブランド「ブリリア(Brillia)」。
「ブリリア(Brillia)」のコンセプトは「Graceful(高級感)」「Smart(知的な)」「Confortabule(心地よさ)」となっています。これらの3つのコンセプトを基に住みやすい住空間の実現のためのガイドラインを作成し、「ブリリア(Brillia)」ブランドの価値を高めています。
一方、その「ブリリア(Brillia)」を展開する東京建物ですが、1896年に安田善次郎よって設立されたディベロッパーです。日本で初めて住宅ローンのシステムを扱った歴史ある不動産会社として知られていて、先駆け的な存在として不動産業界を牽引してきました。
東京建物は、2003年にブランドイメージ向上のため扱うマンションを全て「ブリリア(Brillia)」に統一し、マンション供給戸数が一時は首都圏でトップ10に入り、人気・知名度を誇るようになります。
そんな「ブリリア(Brillia)」は気品のあるデザインと、立地のよさが評判です。
また、「ブリリア(Brillia)」を購入したオーナー向けに「Brilliaオーナーズクラブ」という入居者限定のサービスを提供しています。
内容としては家事代行やハウスクリーニング、有名飲食店や百貨店の優待券が用意されています。
さらに、売買時に重宝する「認定中古マンション制度」というマンション引渡し後の不具合保証制度というものがあります。
これは、「ブリリア(Brillia)」を売買したいときに、屋内に設置されている機器が問題ないかを確認し、引渡し後に起きた不具合を最大で5年間保証するもので、売り主にも買い主にも助かるシステムとなっています。
そんなサービスの充実した「ブリリア(Brillia)」ですが、「ブリリア(Brillia)」シリーズとして有名なのは、東池袋に直結した利便性のよい「Brillia Tower Ikebukuro」億ションばかりなのに人気が途絶えない「Brillia Towers 目黒」などとされています。

 

福岡でも新たなランドマークとして、地下鉄駅直結のBrillia Tower 西新が着工され2019年に開業予定となっています。

 

「Brillia Tower 西新」は、西新エルモールプラリバ跡地に新たに誕生する九州初の地下鉄駅直結の免震タワーレジデンスとなります。地下2階の「西新」駅コンコースから接続するエレベーターで地上7階のエントランスホールを経て、地上8階以上の住戸までダイレクトにアプローチできることから、「天神」「博多」の各駅や「福岡空港」駅を経由し羽田空港や東京都心部まで傘を必要としないアクセスが可能です。また、当該エレベーターは、地上部への出入り口も兼ねており、「西新」駅のバリアフリー動線の更なる拡充に寄与し、地域の利便性を高めます。
朝日新聞より

 

このように、駅に直結でアクセスがよく、利便性がよいことから資産価値が落ちにくいのが魅力なのです。

 

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PROUDO(プラウド)

野村不動産が展開するマンションンブランド「PROUD(プラウド)」
「PROUD(プラウド)」に込められた意味として「住まう方、創る者、そして地域の人々までもが「誇り」と感じられる住まい」という気持ちが込められています。
一方、その「PROUD(プラウド)」を展開する野村不動産ですが、1957年に設立され、不動産業界で5位の規模を誇るディベロッパーです。主とする事業として展開しているのが「PROUD(プラウド)」シリーズとなっています。また、野村不動産はマンション業界では珍しい「予約制」を導入したディベロッパーで、このシステムを採用したことによって営業担当の適正な配置、顧客ひとりひとりとの時間にかける時間の充実が実現しました。この取り組みによって、顧客の期待・満足に応えられる企業となったことが特徴として挙げられます。
さらに、優れたデザインを提供する企業に与えられる「グッドデザイン賞」を15年も連続受賞していて、デザイン力には定評があることでも知られています。野村不動産は、低層~高層型マンション、規模の大きいマンションのラインナップが揃えており、2016年全国マンション供給ランキングでは堂々の3位となりました。
そんな「PROUD(プラウド)」は閑静な高級住宅地に分譲され、高級感のある高いブランド力が評判です。中でも、企画から販売、管理まで一貫して行うところが特徴となっています。
途切れないサービスを提供し続ける運営のため、アフターサービスには定評があり、入居後の満足度も高いことで知られています。

 

主なアフターサービスには以下のようなものがあります。

認定保証中古制度

オーナー様に安心してご売却いただくために、野村不動産が提供する「NEXT PASS 10」「アウターサービス」の保証を承継する制度です。野村不動産が認定証を発行します。
野村プラウドHPより

 

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賃貸サービス

突然の転勤や資産運用で現在のお住まいを貸し出したい方に向けて、野村不動産グループがお手つだいをするサービス。再入居を見据えて一定期間貸し出したい方には、定期借家のサービスを提供。資産運用など長期的に貸し出したい方には、普通借家のサービスをご用意。
野村プラウドHPより

 

他にもお庭のお手入れをアドバイスするシステムであるガーデンパートナーズといったサービスもあります。

そんなアフターサービスが充実した「PROUD(プラウド)」ですが、「PROUD(プラウド)」シリーズとして有名なのは、高めの価格設定にも関わらず即日完売させた「プラウドタワー立川」、低層型で落ち着いた雰囲気の「プラウド元麻布」、見晴らしの良い高層型タワータイプの「プラウド千代田富士見」とされています。

 

口コミ

それでは、ブランドマンションと格安マンションどちらが人気なのでしょうか。ここではブランドマンションを選んでいる方、また選んでいない方の口コミサイトでの主流派の書き込みをご紹介します。

 

マンションブランドを選ぶ派

値段よりもディベロッパーにこだわる方の意見が多く見られました。これは一生に一度の大きな買い物をするためには、ブランド価値=安心感を考える人が多いためです。そのため三井不動産レジデンシャル、三菱地所、野村といったディベロッパーを選ぶ人が多いです。

 

また同じディベロッパーでも野村のプラウドは三井不動産のパークシリーズよりも値打ち感があり、不動産をよく知っている人の中でも人気が高くなっています。またコスト面以外にも設備や仕様などマンション作りに定評があることでも知られます。

 

また折角ブランドマンションを購入するなら、最高峰のパークマンションシリーズを選びたいといった意見も多く見られます。日本で初めてグットデザイン賞を受賞している点や、一等地にしか建設されていない点など高級志向の方に人気があります。

マンションは財産であり、中途半端にはしたくないといった口コミが多く見られているのです。使いやすさ、可変性、デザイン、メンテナンス性、収納など総合力で考えてマンションブランドは選ばれています。

 

マンションブランドを選ばない派

マンションブランドを選ばない口コミの多くは、コスト面と住みたい場所にマンションブランドがないといった意見が多く見られます。そのためマンションブランドに対して否定的な意見というよりは、マンションブランドを購入するのが現実的でないといった意見が多く見られます。

私の最寄り駅で分譲中の『プラウド南阿佐ヶ谷』もこの前親戚が見に行きましたが、びっくりするほど高価格帯のお部屋が多かったと言っていました。
確かにプラウドの価格は安くありませんが、将来管理がずさんになる可能性は低いので、『ブランド価値』も含めて比較検討をしてもらえればと思います。

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まとめ

「ブランド」と聞くと一定以上の品質と、安全・安心なサービスを提供されると安心される方が多いのではないでしょうか。各ディベロッパーはその安心・安全を基に、付加価値をつけたマンションを提供し、さらなるブランド力の底上げに注力しているようです。資産価値としても高い評価をされているブランドマンションの特徴をそれぞれ理解し、購入に向けて物件探しをしてみてはいかがでしょう。

 

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