スマホがカギになる時代のメリットとデメリット

2017-12-08
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ここ最近、不動産用語としてよく聞かれるようになってきた言葉として、「スマートホーム」や「スマートロック」というものがあります。「スマート(=賢い)」と言葉からピンときた方もいらっしゃるかもしれませんね!
これらは、日頃私たちが使っているスマホの機能と連携することで、住まいのあらゆる面での利便性を高める新しい技術なんです。
特に、スマートロックについては設置費用が比較的に安価であることから、導入される大家さんも徐々に増えつつあるのですが、スマートロックにはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

スマートロックの仕組みと種類

まず、スマートロックがどのようなものか簡単にご説明させていただきます。
スマートロックを一言で申し上げるなら、「スマホで家のカギを解錠、施錠できる」といったところで解釈していただければ良いでしょう。
しかしながらスマートという名のとおり、施錠や解錠だけが能ではなく、解錠施錠の履歴を残すことができたり、オートロック機能、カギの共有といったことも可能になるんです!では、スマホでカギの開け閉めが可能になるスマートロックはどのような仕組みになっているのでしょう。
現在流通しているスマートロックの大半は、BluetoothやWi-Fiの電波を使ってカギの開け閉めをする仕組みになっていますので、
カギにスマホを近づけたり、遠隔操作で解錠が可能になります。また、スマートロックそのものが電池式のものと電力式のものとで別れ、
設置に関してもカギ自体を交換するタイプと、現在のカギの上に取り付けるタイプとでの違いもあります。
更には、スマホを操作して解錠するタイプと専用デバイスが近づくと自動解錠されるタイプなど、スマートロックには様々な種類が存在しますので、正直なところ、導入しようと思ってもどれを選べばよいのか悩みどころですね。
とはいえ、大家さんへの相談が必要な賃貸なのか、それとも自由に選択できる持ち家なのかという点や、安全性や利便性を考えた結果として自分に都合の良いものを選べば問題ないでしょう。

スマートロックの必要性

種類も機能も様々なスマートロックですが、そもそもこれまでにあった通常のカギを使うのとではどのような違いがあるのでしょうか。その回答を導くためには、スマートロックで可能になることをもう一度思い出してみましょう。

  • ハンズフリーで施錠解錠が可能になる
  • 遠隔操作が可能
  • カギの共有や解錠できる人を制限できる
  • ピッキングによる空き巣被害を防げる
  • 機能性の向上が簡単にできる可能性がある


これらは、後ほどご紹介するメリットに共通することでもあるのですが、上記のような機能があることを考えると、防犯や機能面を向上させるために必要であった工事や費用などが不要になるとことから、今後の住まいにおいて欠かせないものとなっていくでしょう。他にも、ゲストへのカギの受け渡しが不要になることや、スマホを紛失しても本人認証で解錠できたり、解錠の為の認証情報も簡単に変更できるなど、物理的な工事を必要としないことで安全性や利便性が飛躍的に向上するという点では、世界的にIT化が進む中で必要不可欠なものと言えるのかもしれませんね!

スマートロックのメリット

さて、スマートロックの仕組みや機能について簡単にご説明させていただきましたが、
ここで、メリットとなる主なものを見てみましょう。

メリット

  • カギの閉め忘れが防げる
  • 解錠が楽
  • 家族や恋人へ渡す合カギが不要になる
  • 民泊やホテルの部屋や、賃貸物件の内見時などのカギが共有できる
  • カギの紛失時もログイン認証で解錠できる
  • 不審な解錠がないかといった履歴が残せる
  • 遠隔操作で施錠や解錠できる

電波を使うというところで考えると他にもメリットやアイディアは生まれてきそうですが、そもそも物理的なカギでは実現が難しかったことを簡単に可能にしてしまったということ自体が、スマートロックの大きなメリットなんですよね。

スマートロックのデメリットやリスク

とはいえ、スマートロックにも弱点やデメリットもあります。
インターネット社会となった今では、
既にウイルスや不正アクセスに絡む事件が毎日のように報道されていますので、
スマートロックも電波を使うという点で安全性などが気になりますよね。
そこで、考え得る限りのデメリットを一覧にしてみました。

デメリット

  • スマートフォンの紛失時に、住所が知られる上に解錠される可能性がある
  • 停電や電池切れの際に解錠できなくなる
  • 電波盗聴により解錠されてしまう
  • 深夜などに解錠音の調整ができない
  • アップデートができないといった不具合で解錠できないことも
  • 自分にもしものことがあった場合に、大家さんや救急隊が入りづらい可能性がある
  • 通常のカギよりも高価であることが多い
  • 高齢者やITに疎い人にとっては逆に不便に感じる


メリットと同様に、やはり電子的な技術による施錠と解錠といったところで、人によっては不便でしかなかったり、セキュリティ面での不安を感じるといった方も少なくはないでしょう。
これらは、スマートロック全般というよりも、個々の特性によるところもありますから一概に共通したデメリットとは言えませんが、
少なくとも以上のようなデメリットがあることは頭の片隅に置いたほうが良いかもしれませんね。

まとめ

スマホがカギになる時代は既に来ていますが、メリットの裏にはデメリットが存在するというのはスマートロックに限ったお話ではありません。
最初にご紹介させていただいたとおり、スマートロックは様々な種類がありますので、それぞれのメリットデメリットを把握、検討して選ぶ必要があります。
とはいえ、デメリットの解消には物理的な試行錯誤を必要とせず、アップデート等による改善が比較的に簡単にできるという点で考えると、
スピード感のある安全性や利便性の向上に寄与するのが、スマートロックなのだなと考えてみてはいかがでしょうか。

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